厚い雲!再び盛り上がるのはこのポイント!

現役ディーラーが語る!今週のビットコイン円

こんにちは。国府勇太です。

 

今週(10月1日の週)のビットコイン円の見通しを主にテクニカル面から分析していきます。

初心者の方にもわかりやすく解説していくのでよろしくお願いします。

 

では、さっそく先週までの日足チャートを見てみましょう。

◇ビットコイン(BTC/JPY)日足チャート

先週を一言で表すと「動きはする。だが、方向感はない」です。

 

24日(月)に752,993円でスタートしたビットコイン円。

2営業日連続で下落し、25日(火)には安値715,111円をつけました。

26日(水)は動きなし。

27日(木)には大きく反発し、一気に762,791円まで上昇。

28日(金)には高値769,050円をつけ、週末下ヒゲの長い展開が続くも結局は30日(日)に750,600円で週末クローズしました。

 

動きはしたのですが、週明けオープン(752,993円)と週末クローズ(750,600円)でほぼほぼ同じレベルでう。

方向感が相変わらずない、いわゆる「つまらない」展開が続いています。

 

今週も引き続き同じような動きです。

 

気になるニュースは、ブルームバーグの報道

10万ドル(約1140万円)以上の仮想通貨を購入する主要な層が個人投資家から機関投資家にシフトしたとのこと。

いわゆるメインプレーヤーが為替と同じ構造になってきました。

 

背景にはボラティリティ(変動率)の低下もありそうです。

今後、さらにボラティリティ(変動率)の低下が進むかもしれません。

価格の安定という意味ではよいのですが、ハイリターンを求める個人投資家にとっては仮想通貨投資の旨味が少なくなりかねません。

今週の見通し(10/1~10/7)

今日は、一目均衡表をプロット(表示)してみます。

 

注目は雲です。

雲が現在は「抵抗(上昇しようとすると押さえつけて下落しやすい状態)」となっています。

雲に何度も入るも、押し返されています。

 

前々回も指摘しましたが、スイングトレードの基本は「流れに乗ること」です。

ロング(買い)を持つのであれば、この雲をしっかり抜けてからです。

雲が厚く、まだまだ見通しが立たない状況での安易なロングは丁半博打になりかねません。

 

しばらくは様子見を推奨。

無理をしてトレードする場面でもないでしょう。

本当にビットコインが再び盛り上がるのはこの雲を抜けてからです。

 

では、今週もリスク管理に気をつけてがんばりましょう。

参考:ビットコイン/円(BTC/JPY) レート&チャート

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この記事を書いた人

国府勇太
国府勇太
慶應義塾大学卒。大学院時代にFXを知りその魅力に取りつかれ、より深く知りたいとの思いからヤフーグループのYJFX!に入社。ディーリング部にて主要通貨のディールを担当。その後会社を退職し、独立。「マネーライフの課題解決」がモットーで、わかりやすい解説に定評がある。日本テクニカルアナリスト協会認定テクニカルアナリスト
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