ビットコイン/円(BTC/JPY)相場・チャート情報
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ビットコイン(BTC)の価格情報・時価総額
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ビットコインの概要
単位 | BTC |
公開日 | 2009年1月3日 |
発行上限数 | 21,000,000BTC |
システム | Proof of Work |
アルゴリズム | SHA-256 |
ブロック報酬 | 約12.5BTC(2016年6月~) |
ブロック生成間隔 | 約10分 |
ビットコイン公式サイト | https://bitcoin.org/ja |
ビットコインは2008年にSatoshi Nakamoto(サトシ・ナカモト)と名乗る人物がインターネット上に投稿した論文に基づき誕生した世界初の暗号通貨です。satoshiを含む有志のプログラマーにより開発され、2009年1月には運用が開始されました。
ビットコインが決済手段として初めて使用されたのは2010年5月22日。アメリカのLaszlo Hanyeczというシステムエンジニアが「誰かビットコイン1万枚とピザを交換しませんか?」と、仮想通貨のメーリングリストに面白半分で投稿したところ、ジョークに反応したひとりのプログラマーがピザ2枚をデリバリーで注文。こうしてピザと20,000ビットコインが交換されました。この時のビットコインの価格は1セント程度だったといわれています。
ビットコインは、「ブロックチェーン」という分散型台帳技術を活用した、非中央集権型の管理システムを確立し、P2P(Peer to Peer)の取引を可能にしました。これにより、マイナーとインターネットさえ存在すれば、デジタルマネーとして世界中にいつでも送金することが可能です。送金スピードは約10分から30分程度ですが、2018年からライトニングネットワークと呼ばれるオフチェーン取引を可能にした技術により、即時送金も可能になりつつあります。
ビットコインの取引の証明としてのマイニングに参加する企業は中国を中心に拡大し続け、日本ではGMOグループやSBIHDも参入しています。
実需用としてのビットコインの利用も拡大が続き、ビットコインの利用価値の向上や思想をめぐり、マイナーや開発者が対立。2017年8月にビットコインキャッシュ(BCH)が誕生したことを皮切りに、ビットコインゴールド(BTG)、ビットコインダイヤモンド(BTD)など多数の仮想通貨がハードフォークにより誕生しました。
ビットコイン(Bitcoin)の歴史
- 2008/10/31:Satoshi Nakamotoがインターネット上に論文を投稿
- 2009/01/03:ビットコインの最初のブロックが誕生
- 2009/01/09:ビットコインの運用が開始
- 2009/01/12:ビットコイン最初の取引(satoshi ⇒ 開発者Hal)
- 2009/10/05;ビットコインの価格が示される。1㌦=1,309.03BTC(0.07円)
- 2010/05/22:ビットコインとピザとの交換(Bitcoin pizza Day)
- 2010/07/18:Mt.Goxがサービスを開始
- 2011/04/16:TIMEがビットコインを特集
- 2011/06/12:メディアに取り上げられたことにより、価格は87円から1,489円に急騰
- 2011/06/19:Mt.Goxがハッキング被害。1週間取引停止。
- 2012/05/09:FBIがビットコインに関するレポートを提出
- 2012/11/28:ビットコイン最初の半減期(50BTC ⇒ 25BTC)
- 2013/03/16:キプロスショックにより価格が5倍に急騰
- 2013/03/19:世界初のビットコインATMが設置
- 2013/10/01:闇市場のシルクロード運営者が逮捕
- 2013/12/05:中国政府が金融機関によるBTC取引を禁止
- 2014/02/24:Mt.Goxが取引を中止。取引所は閉鎖へ。
- 2014/05/26:bitFlyerがサービスを開始
- 2014/06/18:bitbankがサービスを開始
- 2014/06/30:QUOINEがサービスを開始
- 2014/07/18:Dellがビットコイン決済を開始
- 2014/09/19:coincheckがサービスを開始
- 2015/01/04:当時最大の取引所bitstampがハッキング被害(約5億円)
- 2015/08/15:新バージョンBitcoin XTがリリース。HFは発生せず。
- 2015/12/23:Bitcoin Unlimitedがリリース
- 2015/02/10:Bitcoin Classicがリリース
- 2016/07/09:2回目の半減期(25BTC ⇒ 12.5BTC)
- 2016/08/02:Bitfinexがハッキング被害(約12万BTC=70億円)
- 2017年秋冬:中国でビットコインがキャピタルフライトに利用され価格が急騰。
- 2017/01/05:中国人民銀行が国内取引所と会合・調査
- 2017/04/01:日本で改正資金決済法(仮想通貨法案)などが施行
- 2017/05/23:ニューヨーク合意(YNA)Segwit2xに向けて、マイナーや事業者が合意
- 2017/08/01:Segwit実装が決定。ビットコインキャッシュ(BCH)誕生
- 2017/08/24:Segwitがアクティベート
- 2017/10/24:ビットコインゴールド(BTG)誕生
- 2017/11/25:ビットコインダイヤモンド(BCD)誕生
- 2017年12月:ビットコインネットワークが混雑。未確認取引件数は20万件超に
- 2018/01/15:ライトニングネットワークで世界初の決済が行われる
- 2018/01/26:coincheckでNEMのハッキング被害(580億円)
- 2018/03/28:金融庁によるバイナンスへの警告書の発出
- 2018/06/22:bitFlyer等の日本の仮想通貨事業者6社に業務改善命令
この記事を書いた人

- FX歴2009年~、株歴2015年~。その他、CFD、商品、オプション、仮想通貨まで幅広く取引しています。金融メディア勤務で数多くの個人投資家ネットワークに参加。機関投資家から億トレまで、多くの投資家から得た知識を展開していきます。
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