ビットコインキャッシュのマイニングスピードが進んでいる

ビットコインキャッシュが2017年8月1日に誕生した事によってビットコインからハードフォーク(分裂)を行う事でお金を創造できるのではないか、という事が言われています。2017年10月15日現在ではビットコインキャッシュは1BCH当たり約3万5千円の値が付いており、時価総額は仮想通貨全体で第4位の約6000億円です。ビットコインから分裂した事や既にビットコインのマイニングパワーを持っていた団体が先導する事で世界の多くの取引所が取り扱いを開始し、広く普及していきました。

多くの人の目に留まる事によってビットコインキャッシュはビットコインとは異なるアルトコインであるのにも関わらず他のゼロからスタートするアルトコインよりも数歩先に行く事に成功しました。アルトコインは本来、独自の特徴を持っていることやセキュリティの問題、コミュニティの形成(開発者・マイナー・ユーザー)を行わなくては市場で価値が付く事は難しいですがビットコインキャッシュはそれらの課題を一気にクリアしていきました。このような事ができるのはビットコインから分裂した、というビットコインの信頼や注目度があっての事でビットコインから分裂する事でより容易に価値を持つアルトコインを作成できるのではないか、という考えが生まれるきっかけとなりました。

ビットコインから分裂する事によって無限に価値が創造できるかどうかについてはもちろんそんな事はない、という事ができますがビットコインキャッシュの動向を見る事でビットコインから始まる仮想通貨の今後を考察する事ができます。

ビットコインキャッシュのマイニング

その考察の一つにとても参考になるのが「マイニング」です。ビットコインキャッシュは2017年10月15日現在ではブロックが約1分に1つ作成されています。ビットコインは10分に1つしかブロックが作成されないので約10倍の速さでブロックが作成されているという事です。ブロックが作成される=新規通貨が発行される、という事ですのでビットコインキャッシュはビットコインの10倍の量が発行されているのです。マイニングにおいてブロック作成はdificultyという「難易度」によって調整されます。

ハッシュパワーというマイニングに必要なパワーを見てみるとビットコインキャッシュは8月7日ぐらいからビットコインの10分の1のハッシュパワーでマイニングが可能になっています。その後現在に至るまで徐々に必要なハッシュパワーは下がっています。

この事からビットコインキャッシュではまずビットコインの10倍の量の新規通貨が発行されて売りに出される事・ビットコインキャッシュマイニング参入はビットコインの10倍容易である事(ブロック作成がさらに進む可能性)・51%攻撃を仕掛けるのがビットコインよりも容易である事、が分かります。

つまりビットコインキャッシュは、ビットコインから誕生しただけで内部の仕組みはビットコインには到底及ばないほどの統制しか取れていない(価格形成においても)という事です。

ビットコインから分裂したビットコインキャッシュという先例がこのような考察のヒントを与えてくれているので分裂をしたらお金を創造できるという考えはすぐに誰も持たなくなると考えます。やはり仮想通貨は独自の特徴と地道な開発・コミュニティ形成でしか価値を創造できないのです。

 

ビットコインキャッシュ(BCH)を取引所で扱うのはbitbank
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