ビットコイン円の相場分析「とうとう60万円突破!今から買いたい人はいつ買えばいいのか?」

こんにちは。国府勇太です。

今週(10月16日の週)のビットコイン円の見通しを主にテクニカル面から分析していきます。 
初心者の方にもわかりやすく解説していくのでよろしくお願いします。

では、さっそく先週から今週までの日足チャートを見てみましょう。

先週を一言で表すと「まさか!こんなに早く60万円突破!」です。

10月9日(月)に512,458円でスタートしたビットコイン円。
今週も堅調な動きでした。

とくに12日(木)に急伸。
つい数日前に50万円を超えたばかりだというのに一気に60万円にのせてしまいました。
ビットコイン、勢いがとまりません。

FX(為替)がダウや日経の盛り上がりにも反応を見せずさみしい動きなのでよりビットコイン円の動きが際立ちます。

結局週末15日(日)には安値605,500円をつけるも60万円台はキープしつつ、638,776円でクローズしました。

ハードフォーク

そして少しファンダメンタルズについて。

最近のメインテーマはなんといっても「ハードフォーク」です。

今後、2つの新しいビットコインが生まれる予定です。

それが、Bitcoin GoldとSegwit2xの2つの新通貨が生まれる予定です。

特に注目されているのがBitcoin Gold(ビットコインゴールド)です。
これは、香港のマイニングの会社が提案しているもので10月25日に誕生する予定(ハードフォークが行われる)だとアナウンスされています。

ビットコインゴールドの特徴はマイニングをGPUマイニングで行う点です。
(従来の電力を無駄にするマイニングと比較してエコで、さらにマイニングの寡占化を防ぐことができるといわれています。)

そして、11月にはSegwit2xも誕生する予定です。

つまり8月に発生して話題になったビットコインキャッシュとあわせて少なくとも今後「4つの通貨」が存在する可能性があります。
今後も第5、第6のビットコインが生まれ、ハードフォークがメインテーマになってくるものと思われます。

今週の見通し(10/18~10/22)

一目均衡表をプロットしてみましょう。

みると一目均衡表の配置は「上昇」です。
(①現値>雲、②遅行線>現値、③現値>転換線>基準線の3つの条件が揃っているため)

ということでテクニカル的に見ると見通しは上です。

ただ、ここまで上昇した以上、一旦利益確定の売りに押されての反落には警戒が必要です。
安易に買って行く場面ではありません。

ここでRSIも見てみましょう。
RSIとは買われすぎ売られすぎを数字で表すことのできる便利な分析手法です。
一般的に70%を超えると買われすぎと言われています。

みると直近RSI80を超えて反落しています。
過去にもこういった場面があるので、今後さらなる上昇があった場合参考にしてみて下さい(80%に近づいたら一旦一部を利益確定するなど)。

そして、今週のテクニカル的な見どころは60万円をキープできるかです。
60万円に近づいたところを押し目で買うか、慎重な方は、割れて基準線に近づいたところを拾うことを推奨します。

では今週もリスク管理に気をつけてがんばりましょう。

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この記事を書いた人

国府勇太
国府勇太
慶應義塾大学卒。大学院時代にFXを知りその魅力に取りつかれ、より深く知りたいとの思いからヤフーグループのYJFX!に入社。ディーリング部にて主要通貨のディールを担当。その後会社を退職し、独立。「マネーライフの課題解決」がモットーで、わかりやすい解説に定評がある。日本テクニカルアナリスト協会認定テクニカルアナリスト
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