本格上昇!?ビットコインは底を打ったのか?

現役ディーラーが語る!今週のビットコイン円

こんにちは。国府勇太です。

今週(6月4日の週)のビットコイン円の見通しを主にテクニカル面から分析していきます。
初心者の方にもわかりやすく解説していくのでよろしくお願いします。

では、さっそく先週までの日足チャートを見てみましょう。

◇ビットコイン(BTC/JPY)日足チャート

先週を一言で表すと「底を打ったのか?4連続の陽線出現!」です。

5月28日(月)に811,045円でスタートしたビットコイン円。
週明けの月曜は下落して、なかなか割れなかった80万円を割って安値更新し、778,369円をつけました。

しかし翌日29日(火)には急反発。
そして、30日(水)には再び小反落するも、その後はしっかりとした動きとなりました。

31日(木)以降、なんと4連続の陽線(上昇)。
週末には高値847,670円をつけそのまま高値圏でクローズしました。

今週の見通し(6/4~6/10)

「5月5日からはじまったビットコインの下落はいったん底を打ったのか?」
ここ数日の動きを見てるとそのようにも思います。

ただ、相場の常で「天井と底」を当てるのはプロでも難しいです。
それゆえ「天井と底」を狙っての全力の逆張り(底だと考え、資産のほとんどをつぎこんで買うこと)は大変危険です。

「底を打ったかな?」と考えたところで、たとえば投資する資産の3分の1を買い、さらに下げたところで3分の1を追加、もしくは節目を越えてマーケットが勢いづいたところで3分の1を追加していくことで保有コストが運に左右されずより有利にトレードをすすめることができます。

ポジションをしっかり管理するのはリスクマネージメントの基本中の基本です。
ただの底を当てるゲームではなく、保有コスト(もっているポジションの平均価格がいくらなのか)を意識したトレードをしましょう。

また、今週テクニカル分析をしてもめぼしいサインはない状況です。

しいてあげれば大台80万円。

スイングトレードの場合はこのラインを損切りの目安にするといいでしょう。

では、今週もリスク管理に気をつけてがんばりましょう。

・ビットコインの売買ならFXもできるbitFlyer!
bitFlyer ビットコインを始めるなら安心・安全な取引所で
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
記載の内容は作成者の個人的見解であり、ワイジェイFX株式会社の見解ではありません。
また、記事の内容はあくまで予想であり、その内容の正確性、信頼性等を保証するものではありません。
これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、作成者及び、ワイジェイFX株式会社は一切の責任を負いません。
投資に関するすべての決定は、利用者ご自身の判断で行って下さい。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

この記事を書いた人

国府勇太
国府勇太
慶應義塾大学卒。大学院時代にFXを知りその魅力に取りつかれ、より深く知りたいとの思いからヤフーグループのYJFX!に入社。ディーリング部にて主要通貨のディールを担当。その後会社を退職し、独立。「マネーライフの課題解決」がモットーで、わかりやすい解説に定評がある。日本テクニカルアナリスト協会認定テクニカルアナリスト
(Visited 200 times, 1 visits today)