ビットコインキャッシュが現在(2017年8月20日15時)1BCH(ビットコインキャッシュの単位)当たり約9万円の値をつけております。「ビットコインキャッシュ(BCH)」は8月1日に「ブロックサイズ」というビットコインの取引台帳を増量し取引処理能力向上を目的にビットコインから分裂する事で作成された仮想通貨の中の一つの種類です。
ビットコインキャッシュもビットコインと同様に「マイニング」という取引処理を不特定多数の参加者が行う事によってシステムが回ります。
2017年8月1日のビットコインキャッシュ誕生当初、取引処理を行うマイナー(マイニングを行う人)が少ないと予想され「ビットコインキャッシュシステムは回らない」「誰が利用するのか」と多くの方が言いました。
8月1日のビットコインキャッシュ誕生当初、一時は予想に反し1BCH当たり約9万円の値を付けましたがその後は1BCH当たり約3万円まで下落しました。しかしここに来て約9万円の値をつけております。
このような「多くの方の予想に反する事態」は仮想通貨では度々見られます。ビットコインキャッシュが高騰した理由はビットコインキャッシュのマイニングが「報酬-コスト」で考えた際にビジネスとして成立する事が発覚しマイナーが増加したこと等が挙げられます。仮想通貨はまだまだ「投機」の要素が強く一つの材料で価格が急変します。
実際にビットコインキャッシュが利用に適しているか、ビットコインキャッシュの仕組みが素晴らしいものかどうかは、あまり短期的な価格に反映されません。もちろん長期的に見た時、ビットコインのように「システムの堅牢性」や「利便性」が認められなければ利用が広がらず無価値になる可能性は大いにありますが、短期では何が起こるか分からない面白さが仮想通貨にはあります。
というのもマイニングをする参加者が多ければシステムとして優れたものになるのか、また少ない方がシステムに柔軟性が出て進化していくのか、それすら分からないという「未知な技術」を利用しているのが「仮想通貨」というものだからです。
答えはいずれ出ますがそれは結果論です。技術を研究しても分からない、投資として見てもどのくらいのスパンで見ればいいか分からない、ましてや他者の意見で決定する事などできない、そんな仮想通貨の面白さは「ビットコインキャッシュ」の今回の値上がりから見る事ができます。
ビットコインキャッシュの値上がりは一時的なものかもしれませんが、このような前評判と反する動きを見て、そこから今後の未知なる仮想通貨の価格を予想する事はできます。
過去、技術、世界の動向に目を向ける事が自身の為になることを示してくれている例だと考えます。
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