ビットコインはとうとう60万円割れ!ハードフォークで急落

現役ディーラーが語る!今週のビットコイン円

こんにちは。国府勇太です。

今週(11月12日の週)のビットコイン円の見通しを主にテクニカル面から分析していきます。
初心者の方にもわかりやすく解説していくのでよろしくお願いします。

では、さっそく先週までの日足チャートを見てみましょう。

◇ビットコイン(BTC/JPY)日足チャート

先週を一言で表すと「大きな動きはなし」です。

11月5日(月)725,399円でスタートしたビットコイン円。
先々週の上昇の流れに乗り、7日(水)には高値742,248円までつけました。

しかしその後の8日(木)・9日(金)は小反落し716,550円まで下げ、10日(土)・11日(日)週末はほぼ動きがなく722,837円でクローズしました。

週を通して大きな動きはありませんでした。

しかし今週大きな動きがありました。
14日(水)に急落し60万円ちょうどのレベルまでタッチ。
その後、65万円まで反発するも15日(木)に続落し592,674円ととうとう60万円を割る不安定な状況が続いています。

原因はビットコインキャッシュを巡る混乱です。

もともとビットコインから分裂(ハードフォーク)したビットコインキャッシュがさらに分裂することを受けて嫌気(いやき)され売りが加速しました。

今週の見通し(11/12~11/19)

RSI(アールエスアイ)をプロットしてみましょう。

RSIは、「相対力指数(=Relative Strength Index)」といわれ、上昇した日の上げ幅の合計と下落した日の下げ幅の合計とを比較し、相対的な相場の強弱を測ります。

要は、ビットコインの「売られすぎ」、「買われすぎ」を見る指標です。

一般に30%以下が「売られすぎ」、70%以上が「買われすぎ」と言われています。

現在、RSIは18.49%。
「売られすぎ」の水準である30%を大きく割っています。

今年に入ってここまでRSIが下がったことはなく、「今年一番売られている」場面です。

相場は行き過ぎることが多いので、落ち着けばマーケットは再び反発をします。
こういったみんなが怯える急落は、実は安値で拾えるチャンスでもあります。

ロングを考えている人は一度トレードせず、ポジションを分割してエントリーしましょう。

では、今週もリスク管理に気をつけてがんばりましょう。

参考:ビットコイン/円(BTC/JPY) レート&チャート

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この記事を書いた人

国府勇太
国府勇太
慶應義塾大学卒。大学院時代にFXを知りその魅力に取りつかれ、より深く知りたいとの思いからヤフーグループのYJFX!に入社。ディーリング部にて主要通貨のディールを担当。その後会社を退職し、独立。「マネーライフの課題解決」がモットーで、わかりやすい解説に定評がある。日本テクニカルアナリスト協会認定テクニカルアナリスト
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