ビットコイン40万円割れもいよいよ底が見えてきた?

 

現役ディーラーが語る!今週のビットコイン円

こんにちは。国府勇太です。

今週(11月26日の週)のビットコイン円の見通しを主にテクニカル面から分析していきます。
初心者の方にもわかりやすく解説していくのでよろしくお願いします。

では、さっそく先週までの日足チャートを見てみましょう。

◇ビットコイン(BTC/JPY)日足チャート

先週を一言で表すと「とうとう40万円割れ!」です。

19日(月)に629,419円でスタートしたビットコイン円。
この日大きく下落し、一気に55万円を割る大暴落となりました。

20(火)も続落で安値461,100円をつけました。
その後も週を通して軟調な展開は変わらず、週末24日(日)にはとうとう40万円割れの391,560円をつけました

問題の発端はビットコインキャッシュ(BCH)を巡る混乱です。

ビットコインキャッシュとはビットコインから分裂(ハードフォーク)した通貨です。
このビットコインキャッシュ(BCH)がさらに分裂することを受けて嫌気(いやき)されたことをトリガーとして、今回の急落につながっています。

今週の見通し(11/27~12/02)

MACD(マックディー)を表示してみましょう。

MACDは、「移動平均収束拡散手法」といい、2本の移動平均線(EMA)の拡散(どのくらい差が広がっているのか)と収束(どのくらい縮まったのか)を数字として示すものです。

さらに、そのMACDの数字を移動平均してなじませたものをシグナルと呼びます(移動平均の数値をさらに移動平均するなんて複雑ですね)。

ただのMACDだと動きが激しいので移動平均してシグナルとして見ることでより相場の方向性がつかみやすくなります。

そして、MACDとシグナルの位置関係で今後の相場の流れをつかもうとするので主な使い方です。

今回パラメータは以下です。
MACDの元となる短期EMA:10
MACDの元となる長期EMA:26
シグナル:9

赤い線がMACD、黒い線がシグナル(MACDを移動平均したもの)です。
現在、MACDがシグナルを上に抜こうとしていることがわかります。

これは上昇のサイン。
直近の上昇の勢いがついてきて、さらにしっかり上昇をしようとする段階です。

このMACDとシグナルがクロスしたポイントでロングポジションを持つのが王道のトレードのやり方です。

現在マーケットが過剰に反応して売られすぎています。
前回も指摘しましたが特に40万円台ではエントリーを分けて積極的に拾っていくことで反発で大きな利益を得られるポイントです。

言うまでもなく、このボラティリティの高い大相場は仮想通貨トレードしている人にとっては最大のトレードチャンスです。(もちろん損失も大きくなりますが)

しっかりレートチェックし、トレードに参入しましょう。
ただ、無理は禁物です。コントロールできる範囲のポジションで参加して下さい。

では、今週もリスク管理に気をつけてがんばりましょう。

参考:ビットコイン/円(BTC/JPY) レート&チャート

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この記事を書いた人

国府勇太
国府勇太
慶應義塾大学卒。大学院時代にFXを知りその魅力に取りつかれ、より深く知りたいとの思いからヤフーグループのYJFX!に入社。ディーリング部にて主要通貨のディールを担当。その後会社を退職し、独立。「マネーライフの課題解決」がモットーで、わかりやすい解説に定評がある。日本テクニカルアナリスト協会認定テクニカルアナリスト
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