こんにちはYEN蔵です。
先週の記事では85万円付近への反発がありましたが、そこは日足のボリンジャーバンドの20日MAでレジスタンスとなっているので天井圏ではないかと書きました。
やはりそのレベルが高値となり下落、直近の安値77.3万円を下抜けし、そして重要なサポートである三角持合の下限の73万円も下抜けし68.85万円まで下落しました。
73万円は一度はサポートしたのですが、結局は下抜けし68.85万円まで下落しましたが、ここは4月1日の安値68.2万円がサポートする形になりました。
一旦76.1万円まで上昇後に72万円台でもみ合っています(17日夕方ごろ)
日足ベースみると三角持合の73万円は下抜けしましたが、4月1日の安値68万円がサポートされたことで揉み合いに入っています。
時間足で見ると70~73万円のレンジで推移していますが、ここを上抜けしても15日の高値76万円付近は下落前のレジスタンスになっていたところです。(チャート1)
6月7日の高値85.4万円(チャート2)~6月14日の安値68.8万円(チャート3)のフィボナッチ・リトレースメント50%戻しが77.1万円付近(チャート4)で、ここを抜けられるかどうかがポイントです。
ここが超えられないと下落トレンドは継続と見ています。
その場合は68.8万円がサポートできるかどうか、そこが維持できないと2月6日の安値64.5万円が中期的には重要なサポートです。
一方で50%戻しの77.1万円付近を上抜けすると、61.8%戻しが79.1万円(チャート5)、78.6%戻しが81.9万円(チャート6)となり戻りのターゲットになります得に81.9万円付近は下落前のサポートレベル(チャート7)になるので、ここを完全に上抜けできるかどうかは中期的に重要なレベルになります。
◇ビットコイン/円(BTC/JPY)1時間足チャート
出所:bitFlyer
まとめ
- 現状は70~73万円のレンジで推移
- 上値はフィボナッチ・リトレースメント50%戻しの77.1万円付近
- 下値は68.8万円。維持できないと2/6の安値64.5万円が中期的に重要なサポートライン
※本記事の意見や予測は、筆者の個人的な見解であり、金融商品の売買を推奨を行うものではありません。
投資にあたっての最終決定はご自身の判断でお願いします。
この記事を書いた人
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米系のシティバンク、英系のスタンダード・チャータード銀行と外資系銀行にて20年以上、外国為替ディーラーとして活躍。
その後、独立し現在は投資情報配信を主業務とする株式会社ADVANCE代表取締役。
為替を中心に株式、債券、商品と幅広くマーケットをカバーして分かりやすい解説を行う。
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