ブロックチェーン上で発行されるNFT(非代替性トークン)は、アートやゲームといった様々なジャンルでの利用が期待されています。
音楽配信サービスである「Audius」も、ブロックチェーンを活用しているだけではなく、アーティストがNFTを発行・展示できるようにしているのです。
今回はAudiusやその独自トークンであるAUDIO(オーディオ)について解説しましょう。
〇利用者のプライバシーを守る「Tornado Cash」
AUDIOは音楽配信サービス「Audius」の独自トークン
仮想通貨AUDIOは、音楽配信サービスであるAudiusで利用できるトークンです。限定サービスへのアクセスやコミュニティの意思決定、そしてプラットフォーム上で音楽の購入などに使用されます。
〇NFTを音楽業界に活かす!Audius3つの特徴
出典:Audius
Audiusはブロックチェーンを活用して、世界中のアーティストの楽曲を配信しています。
その特徴は下記の3つ。
・アーティストとファンを直接つなぐ
・NFTを展示できる
・Solanaブロックチェーンを使用
それぞれ解説します。
➀アーティストとファンを直接つなぐ
Audiusではブロックチェーンを利用しているため、アーティストとファンをピアツーピアで直接つなげます。そのため仲介業者による、不当な中抜きをされる心配がありません。
Audiusはホワイトペーパーの中で、次のように説明しています。
「In 2017, the music industry generated $43 billion in revenue but only 12% of that made its way to artists」
(和訳)「2017年の音楽業界は430億ドルの収益を上げましたが、そのうちアーティストに渡ったのはわずか12%」
出典:Audius|Whitepaper
こうした音楽業界の背景を是正するために、Audiusはブロックチェーンでアーティストとファンの間で直接やり取りできるプラットフォームを用意しています。
⓶NFTを展示できる
出典:Audius
Audiusを利用するアーティストは、自身で作成したNFTを展示できるのです。展示されたNFTはアーティストのページで閲覧できるようになり、NFT作品をクリックすると、NFTマーケットプレイスである「Opensea」に飛びます。
ただし展示するためには、100ドル以上のAUDIOを保有しなくてはなりません。
⓷Solanaブロックチェーンを活用
元々Audiusはイーサリアムのブロックチェーンを使用していますが、2021年第2四半期にSolanaブロックチェーンに完全移行することを計画しています。
Solanaブロックチェーンは「イーサリアムの次に有望なブロックチェーン」として注目されており、Audiusもトランザクションコストの安さや処理速度などの点で、Solanaを評価しているのです。
Solanaブロックチェーンについては、下記の記事もご参考ください。
「SOL(ソラナ、ソル)の特徴・購入出来る取引所」
〇AUDIOの値動きは?
出典:Coinmarketcap|Audius(AUDIO)
AUDIOの値動きを確認すると、2021年3月をピークに下落している様子が見られます。
今後Audius上でNFTをAUDIOで売買できたり、Solanaブロックチェーンに移行したりすることがきっかけで、価値を評価される可能性もあるでしょう。
〇AUDIOはバイナンスで取引可能
仮想通貨AUDIOは、海外取引所バイナンスで取引できます。
取引可能な通貨ペアはAUDIO/BUSD、AUDIO/USDT。
今後のAUDIOの価格に期待している方や、Audiusの利用を検討している方は、バイナンスで取引すると良いでしょう。
バイナンスはAUDIO以外にも、様々なメジャーなコインや草コインを上場しています。また、IEOやNFT・DeFiのサービスなども提供しているため、多くの仮想通貨投資家に利用されている取引所です。これを機にぜひ口座開設してみてはいかがでしょうか。
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