ついに70万円タッチ!急落に備えたトレードが必要!

こんにちは。国府勇太です。

今週(10月23日の週)のビットコイン円の見通しを主にテクニカル面から分析していきます。
初心者の方にもわかりやすく解説していくのでよろしくお願いします。

では、さっそく先週から今週までの日足チャートを見てみましょう。

先週を一言で表すと「ついに70万円にタッチ!しかしその後は下落」です。

10月16日(月)に638,776円でスタートしたビットコイン円。

途中18日(水)に押し目をつけ安値571,000をつけるもその後はしっかり上昇。
そして、21日(土)にとうとう高値700,200円をつけました。

ただその後は高値をつけたことで一服。
22日(日)に681,259円で週末クローズしました。

70万円タッチこそしたものの、まだしっかりのせるのには早いという印象でした。

ちなみにフィアットのドル円の動きはこちらです。

とくに大きなニュースはないのですがしっかり上昇。
とくに20日(金)には日経平均の盛り返しと米金利債の上昇を受けて113円を超え、その後の動きも堅調なことを受け終値でも113円を超えました。

日経平均の連続上昇は現時点で16日です。
これは過去最高記録を更新しており、日本株の勢いも止まりません。

そして、今週の動きも少しフォローしましょう。
今週24日(火)日本時間の10:30頃、とうとうビットコインゴールドが誕生しました。
このイベントを受け、ビットコインは軟調な動きを見せています。

今週(10/24~10/29)の見通し

今回は、俯瞰して1週間足(週足:しゅうあしと呼びます)を見てみましょう。

みるとさすがにビットコイン上がりすぎではないでしょうか?

ここでRSIをプロットしてみます。
RSIとは売られすぎ買われすぎを示すテクニカル指標です。

パラメーターは7です。

みると直近のRSIは83です。
70を超えると買われすぎと言われるRSIで80を超えているので「かなり買われすぎ=過熱感がある」と言えます。

ちなみに前回80を超えたときの高値は566,350円(8月24日の週)でしたが、その後安値304,860円(9月14日の週)まで急落しています。
下落率は約46.1%です。

今回も同じような下落をするとなると「376,903円」(高値700,200から46.1%下落)となります。
つまり、暴落で40万円割れも十分にありえるということです。

現在、ビットコインは熱狂の渦にありますが、そんなときこそ今一度冷静になって下さい。
上がり続ける相場はありません。
ポジションを持ちすぎている人は、少し減らしておくことをおすすめします。
また、買いそびれた人はあせって高値を掴まずに、一度大きく下落するまで静観することをおすすめします。

FXのような規制は現在ほとんどないのがビットコイン取引です。
皆さんの大事な資産を一瞬にして溶かすことのないよう、くれぐれもリスク管理を徹底してトレードを行って下さい。

では今週もリスク管理に気をつけてがんばりましょう。

 

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この記事を書いた人

国府勇太
国府勇太
慶應義塾大学卒。大学院時代にFXを知りその魅力に取りつかれ、より深く知りたいとの思いからヤフーグループのYJFX!に入社。ディーリング部にて主要通貨のディールを担当。その後会社を退職し、独立。「マネーライフの課題解決」がモットーで、わかりやすい解説に定評がある。日本テクニカルアナリスト協会認定テクニカルアナリスト
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