ビットコインやイーサリアムを始めとした仮想通貨は、「スケーラビリティ問題」が付きものです。スケーラビリティ問題とは、取引処理速度の遅延により通貨のやり取りが困難になる問題を指します。
この問題を解消するために、様々なプロジェクトが立ち上がっており、中でも注目されているのが「Solana」です。
この記事では、2020年にローンチされたばかりのブロックチェーンであるSolana(ソラナ)について解説します。
〇Solana(ソラナ)とは?その特徴を3つ解説
Solanaとは、2020年にローンチされた新しいブロックチェーンです。「イーサリアムの次に有望なブロックチェーン」として注目されており、様々なプロジェクトと提携しています。
そしてSolanaで使用されるトークンが「SOL(ソル)」です。
ここではSolanaの特徴を3つ解説します。
特徴① 処理速度の速さ
Solanaブロックチェーンの処理速度の速さは、他のブロックチェーンを超えています。Solanaは1秒間に5万件のトランザクション処理が可能。一方で、他の仮想通貨の処理速度はどれほどでしょうか。
リップル社の発表によると、ビットコインとイーサリアムは16件、リップルは1500件と言われています。
出典:ripple.com
こうして比較すると、Solanaブロックチェーンの処理速度の速さが分かるでしょう。
Solanaの処理速度が早い理由は、Solanaが独自の承認アルゴリズムである「プルーフオブヒストリー(PoH)」を採用しているためです。
従来の承認アルゴリズムでは、承認作業に関わっている各ノードが連絡を取り合わなければなりませんでした。ところがSolanaのブロックチェーンでは、各ノードは連絡を取る必要がありません。
そのため従来の承認アルゴリズムより、承認時間を短縮できるのです。
特徴② ステーキングできる
Solanaでは独自トークンのSOLをブロックチェーン上にステーキングできます。
ステーキングとは、一定期間トークンを預けて利息を受け取ることです。ステーキングにはSolanaのウォレットである「ソルフレア(Solflare)」が必要になります。
また、SOLは取引所を通してステーキングすることも可能。例えばバイナンスなら、SOLをステーキングすれば下記のような利率を受け取れます。
ステーキング期間 利率
15日 23.22%
30日 10.10%
60日 11.10%
90日 14.20%
※2021年6月時点
特徴③
他のブロックチェーンとの互換性
Solanaは他のブロックチェーンとの互換性を持たせるのを目指しています。実際にイーサリアムとのインターオペラビリティ(相互運用性)を持たせるためのプロジェクトが始まっているのです。
さらにSolanaは様々なところと提携しています。
出典:Solana.com
SerumやChainlink・USDCなど、有名なところと提携しており、今後も活動の幅が広がることを期待されています。
〇SOLの値動き
それではSOLの値動きを見てみましょう。
出典:coinmarketcap|solana
Solanaがローンチした2020年が低価格で推移していますが、2021年以降に値上がりしている様子を確認できます。
5月には最高値を更新しており、今後も提携先が増えれば値上がりするかもしれません。
〇バイナンスでSOLを取引しよう
SOLを取り扱っている取引所はまだまだ少なめですが、バイナンスならSOLを購入できます。バイナンスならSOLを取引できるだけではなく、ステーキングも可能。それ以外の銘柄を取引するのにも便利な取引所なので、これを機にぜひ口座開設してみてはいかがでしょうか。
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