TORN(トーン・トルネードキャッシュ)の特徴・購入出来る取引所

イーサリアム上では様々なプラットフォームが開発されています。

今回ご紹介するのは、利用者の取引を匿名化できるプラットフォームである「Tornado Cash(トルネードキャッシュ)」です。

取引の匿名化はZcash(ジーキャッシュ)などが有名ですが、それとよく似ています。Tornado Cashはイーサリアム上のプラットフォームであるため、ETHやERC20のトークンを匿名化できるのです。

それではTornado Cash(トルネードキャッシュ)について詳しく解説しましょう。

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〇利用者のプライバシーを守る「Tornado Cash」

出典:Tornado Cash

「Tornado Cash(トルネードキャッシュ)」とは、イーサリアム上に構築されているプラットフォームです。ブロックチェーン上のやり取りを匿名にして、利用者のプライバシーを守ることを目指しています。

そしてTornado Cashで利用されるガバナンストークンが「TORN」です。

仮想通貨の取引記録は全てブロックチェーン上に記録されており、過去から現在までの取引記録を誰もが閲覧可能。ところがTornado Cashを利用すれば、仮想通貨のやり取りを匿名にできるのです。

例えばアリスがボブに対して、1ETHを送金するとします。通常であれば、アリスのアドレスからボブのアドレスへ1ETHを送金した履歴が、ブロックチェーン上に記録されるでしょう。

しかしここでアリスがTornado Cashを経由させれば、アリスのアドレスは匿名化されるため、ブロックチェーン上に記録されません。

このようにTornado Cashでは、取引する人物のプライバシーを守ることを目的としているのです。

 

〇ガバナンストークン「TORN」とは

出典:Tornado Cash|Tornado.Cash Governance Proposal

Tornado CashにETHをデポジットしているユーザーに対し、TORNはエアドロップされています。TORNはガバナンストークンとして活用されるため、TORN保有者は発言権を得られるのです。

例えば利用者は新たな提案の作成や、プロトコル変更の投票が可能になります。

それではTORNの価格はどれほどでしょうか。

出典:coinmarketcap|Tornado Cash

値動きを見ると、2021年2月に最高値を更新しており、それ以降は下落を続けていますね。まだまだTornado Cashは知名度が低いため、多くの場面での利用を期待されれば、値上がりするかもしれません。

 

〇TORNはバイナンスで取引可能

海外取引所のバイナンスでは6月11日にTORNの取り扱いを開始しています。

利用者はTORNの入金・出金に加えて、トレードもできます。取り扱える通貨ペアは、TORN/BTC、TORN/BNB、TORN/BUSD、TORN/USDTの4ペア。

バイナンスを利用すれば、他にも新規上場銘柄を取引できるので、ぜひ口座開設するのをおすすめします。

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