イーサリアムの大型アップデート「The Merge」(マージ)が、9月15日に完了しました。
今後イーサリアムの承認アルゴリズムは変更され、ETHの総供給量も変わり、「デフレ資産」となっていきます。
しかし「そもそもマージって何だったの?」「これからイーサリアムはどう変わるの?」と気になっている方も多いでしょう。
この記事では、イーサリアムのマージについて解説します。
◯イーサリアムのアップデート「The Merge」が完了
多くの仮想通貨投資家が注目していたマージは、9月15日に完了しました。ここに至るまでETHはマージの期待によるためか、値上がりしている様子が見られましたが、マージが完了してからは大きく価格を下げています。
マージによってイーサリアムの機能は大幅にアップしていくと予想されますが、アップデート前には投機的動機で市場に参加している投資家が多かったものと考えられるでしょう。
今後もイーサリアムは大型アップデートを控えているので、プロジェクトの価値が認められれば、ETHの価値も上昇していくことも予想されます。
◯そもそもThe Mergeとは
そもそも今回のアップデートは何を目的としたものだったのでしょうか。
マージによる大きな変更点は、「承認アルゴリズムがPoW(プルーフオブワーク)からPoS(プルーフオブステーク)に変更したこと」です。
これまでイーサリアムは、取引承認に膨大な計算処理が求められるPoWを採用していましたが、PoSになることで、そうした計算処理が不要となり、「より多くのトークンを持つ人物が取引承認をする」というシステムになりました。
また、マージを実行することでETHの供給量も減少していきます。今後、ETHのマイニングによる報酬は約95%カットされるため、総供給量が減っていくのです。
このように使われるたびに量が減るため、ETHは「デフレ資産」となります。
◯ハードフォークして誕生したETHW
今回のマージで注目するべきもう一つのポイントは、ハードフォークによって誕生した「イーサリアムPoWフォーク(ETHW)」でしょう。
今回のアップデートで、PoSに変更されることに反対している一部のマイナーがいたため、イーサリアムのブロックチェーンは反対派によって分岐されたのです。
その結果誕生したのが、ETHWでした。新たに誕生したETHWの値動きは下記の通り。
出典:CoinMarketCap|EthereumPoW
分岐直後には8000円ほどの価格でしたが、数日後には2000円近くにまで下落しています。
まだマージも終了直後であるため、今後ETHWも値上がりしていくかもしれません。
◯ETHWの取引はバイビットで可能
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