こんにちは。国府勇太です。
今週(6月3日の週)のビットコイン円の見通しを主にテクニカル面から分析していきます。
初心者の方にもわかりやすく解説していくのでよろしくお願いします。
では、さっそく先週までの日足チャートを見てみましょう。
先週を一言で表すと「100万円は未達成!」です。
5月27日(月)に953,473円でスタートしたビットコイン円。
高値圏からのスタートしたものの、軟調な展開となり30日(木)には安値880,744円をつけるまでに下げました。
ただ、終値では90万円台をキープしつつ6月2日(日)に946,500円で週末クローズを迎えました。
今週に入ると下への動きが加速。6月3日(月)、4日(火)と2営業日連続でしっかりと下げ、安値806,850円をつけました。
その後は堅調に推移しています。
この90万円割れの調整の動き、大口投資家による価格操作のニュースも上がっています。いわゆる高値で買いを持っている投資家(とくに素人)に大量の売りを浴びせ価格を下落させて振り落とす手法です。
この場合、大口投資家は今回の下落で利益を得て、さらに買いを仕込めばその後の上昇でも利益を得ることができます。
為替と比較するとマーケットが小さい仮想通貨市場ではこういった少数のプレーヤーが仕掛けた結果の下落とも十分考えられます。
今週の見通し
ボリンジャーバンドをプロットしてみましょう。
パラメーターはシグマ2です。
3日、4日の下落で、マイナス2シグマにタッチしていることがわかります。
タッチしたあと、堅調な動きを見せており、MA(真ん中の点線)も90万円近辺のラインで横ばいを保っています。
チャート上のポイントは90万円です。
このラインを再び超えれば、100万円再チャレンジの流れとなりますが、上値が重い展開が続くとさらにもう1段下げるおそれもあります。
スイングトレードとしては、90万円をしっかり超えてからのロングを推奨。
長期の場合、今のレベルでのロングも有効ですが、マイナス2シグマを割るようなことがあれば要注意です。
では、リスク管理に気をつけてトレードがんばりましょう。
参考:ビットコイン/円(BTC/JPY) レート&チャート
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記載の内容は作成者の個人的見解です。
記事の内容はあくまで予想であり、その内容の正確性、信頼性等を保証するものではありません。
これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、作成者は一切の責任を負いません。
投資に関するすべての決定は、利用者ご自身の判断で行って下さい。
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この記事を書いた人
- 慶應義塾大学卒。大学院時代にFXを知りその魅力に取りつかれ、より深く知りたいとの思いからヤフーグループのYJFX!に入社。ディーリング部にて主要通貨のディールを担当。その後会社を退職し、独立。「マネーライフの課題解決」がモットーで、わかりやすい解説に定評がある。日本テクニカルアナリスト協会認定テクニカルアナリスト
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