現役ディーラーが語る!今週のビットコイン円
こんにちは。国府勇太です。
今週(2月25日の週)のビットコイン円の見通しを主にテクニカル面から分析していきます。
初心者の方にもわかりやすく解説していくのでよろしくお願いします。
では、さっそく先週までの日足チャートを見てみましょう。
◇ビットコイン(BTC/JPY)日足チャート
先週を一言で表すと「ビットコインらしさ復活!高ボラティリティ!」です。
2月18日(月)に399,941円でスタートしたビットコイン円。
先々週からマーケットが足固めをしていたこともあり、この日大きく上昇。
一気に高値433,300円をつけました。
その後、19日(火)、20(水)と小幅に上昇。
21日(木)には小幅に反落したものの、22日(金)にはふたたび小幅に上昇と小動きの展開。
そして、23日(土)にさらに動き出しました。
節目となっていた44万円のラインを一気に超え暴騰し、高値459,000円をつけました。
しかし、24日(日)には状況は一変。
この日は短時間で一気に反落し、一時40万円台の安値をつけるほどの大陰線。
結局413,712円で週末クローズとなりました。
値動きが荒いといわれたかつてのビットコインの動きが復活したようです。
24日(日)の急落の原因は目立った材料はないですが、「行き過ぎたポジション調整」によるものと考えます。
わかりやすくするとこのような流れです。
①直近23日(土)にしっかり上昇
②その上昇をうけ「利食いしなきゃ」「損切りしなきゃ」という売りサイドの注文がたくさん出た
③結果、大きく下落してしまった(前日の上昇分を吹き飛ばすほど)
今週の見通し
一目均衡表をプロットしてみましょう。
大事なのは「雲」です。
先週の急落について、ヒゲは雲の中に入っているものの、実体はしっかりと雲に支えられています。
この雲が支持帯(サポート)となり、上昇を下支えする流れは今後も変わりません。
サイドは引き続きロング(買い)推奨です。
この場合、雲を損切りの目安にすると良いでしょう。
では、今週もリスク管理に気をつけてトレードして下さい。
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この記事を書いた人
- 慶應義塾大学卒。大学院時代にFXを知りその魅力に取りつかれ、より深く知りたいとの思いからヤフーグループのYJFX!に入社。ディーリング部にて主要通貨のディールを担当。その後会社を退職し、独立。「マネーライフの課題解決」がモットーで、わかりやすい解説に定評がある。日本テクニカルアナリスト協会認定テクニカルアナリスト
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