世界同時株安!一時60万円台へ急落

現役ディーラーが語る!今週のビットコイン円

ビットコイン円の相場分析「世界同時株安!一時60万円台へ急落」

こんにちは。国府勇太です。

今週(10月15日の週)のビットコイン円の見通しを主にテクニカル面から分析していきます。
初心者の方にもわかりやすく解説していくのでよろしくお願いします。

では、さっそく先週までの日足チャートを見てみましょう。

◇ビットコイン(BTC/JPY)日足チャート

先週を一言で表すと「急落!とうとう70万円を割る!」です。

10月8日(月)に746,805円でスタートしたビットコイン円。
週明けはほとんど動きなし。

大きく動き出したのは10日(水)。
この日74万円を割って下落すると、翌11日(木)にはさらに下げが加速。
あっという間に70万円を割り、安値687,718円をつけました。

その後は小反発し、結局70万円前後で推移しています(14日16時現在)。

先週は、大きく下げた一週間でした。

下落要因は世界同時株安による影響がみられます。
10日(水)のNY時間に米国株がいきなり急落、その後日本株を含む世界同時株安に発展し、リスクオフ(回避)の動きが仮想通貨にも波及しました。

さらにIMF(国際通貨基金)が仮想通貨市場の急速な成長について「国際金融システムに新たな脆弱性をつくり出す」と警鐘を鳴らしたこともネガティブな材料とされました。

今週の見通し(10/15~10/21)

現在のチャートをテクニカル分析してみましょう。

この形はディセンディングトライアングル(下降三角形)というテクニカルの形をしています。

これは下落トレンドの中に現れる保ち合いの一種です。
買い方の勢力は一定だが、売り方の勢力がましてきて上値を切り下げています。

この場合、下値のサポートラインを割ると一気に下げが加速してしまうので注意が必要です。

この流れを利用して、スイングトレード(数日間のトレード)の場合、サポートラインを割ったところでショート(売り)を行うのも有効です。

仮想通貨だけではなく、株や為替も不穏な空気が流れています。
十分注意して下さい。

では、今週もリスク管理に気をつけてがんばりましょう。

参考:ビットコイン/円(BTC/JPY) レート&チャート

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この記事を書いた人

国府勇太
国府勇太
慶應義塾大学卒。大学院時代にFXを知りその魅力に取りつかれ、より深く知りたいとの思いからヤフーグループのYJFX!に入社。ディーリング部にて主要通貨のディールを担当。その後会社を退職し、独立。「マネーライフの課題解決」がモットーで、わかりやすい解説に定評がある。日本テクニカルアナリスト協会認定テクニカルアナリスト
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