ついに上昇の兆し!テクニカル的においしいポイントか?

現役ディーラーが語る!今週のビットコイン円

こんにちは。国府勇太です。

今週(7月2日の週)のビットコイン円の見通しを主にテクニカル面から分析していきます。
初心者の方にもわかりやすく解説していくのでよろしくお願いします。

では、さっそく先週までの日足チャートを見てみましょう。

◇ビットコイン(BTC/JPY)日足チャート

先週を一言で表すと「安値更新!底が見えたか?」です。

6月25日(月)に679,578円でスタートしたビットコイン円。
上ヒゲが長く、735,000円をつけるもすぐに下落。

その後、下値を探る展開が続き、27日(水)には安値650,000円をつけました。
さらに、その後も軟調な展開が続き、29(金)には安値を更新して646,170円をつけました。

しかし「さすがに底でしょ」というムードが高まりそこからはしっかり反発。
週末にかけ上昇し、結局70万円超えの708,181円で週末クローズしました。

今週の見通し(6/24~6/30)

ボリンジャーバンドをプロットしてみましょう。

ボリンジャーバンドとは、移動平均を表す線(略してMAといいます)と、その上下に値動きの幅を示す線を加えた指標のことをいいます。
1980年ころにジョン・ボリンジャー氏が考案した指標で、「価格の大半がこの帯(バンド)の中に収まる」という統計学を応用したテクニカル指標のひとつです。

パラメータは±σ2です。

まず見るべきは、今回更新した安値のポイントです。
ちょうど−2σのライン上にタッチして、そこからしっかり反発しています。

さらに、注目はMA(真ん中の点線のライン)です。
5月に100万円割ってから、長く下落トレンドが続いており、ちょうどこのMAがレジスタンス(抵抗)の役割をしていました。
しかし、今回の反発でとうとうMAを超えてきています。

これはいよいよ上昇を期待できるサインです。

テクニカル的にはこのMAをサポートにしてのロングを推奨です。
7%から10%ほどサックリととれてしまうことも十分ある「おいしい」展開です。

もちろんサポートを割ったらしっかりと損切りも忘れずに。

では、今週もリスク管理に気をつけてがんばりましょう。

 

参考:ビットコイン/円(BTC/JPY) レート&チャート

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この記事を書いた人

国府勇太
国府勇太
慶應義塾大学卒。大学院時代にFXを知りその魅力に取りつかれ、より深く知りたいとの思いからヤフーグループのYJFX!に入社。ディーリング部にて主要通貨のディールを担当。その後会社を退職し、独立。「マネーライフの課題解決」がモットーで、わかりやすい解説に定評がある。日本テクニカルアナリスト協会認定テクニカルアナリスト
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