仮想通貨市場の拡大につれてDeFi(分散型金融)プラットフォームも増えています。そのうちの一つが、2021年以降に価格高騰を続けているトークン「RGT」を取り扱うDeFiプロトコルである「RariCapital」です。
今回はRariCapitalおよびRGT(ラリ・ガバナンストークン)について解説します。
◯DeFiプロトコル「RariCapital」で使用されるRar iGovernance Token(RGT)
出典:RariCapital
Rar iGovernance Token(RGT)とは、「RariCapital」で利用される独自トークンです。そしてRariCapitalとは、ユーザー同士で資産を貸し借りできるDeFiプロトコル。
RGTは2021年9月にコインベース、11月にバイナンスに上場したばかりの新しい銘柄ですが、コミュニティメンバーは1万人以上であり、大手セキュリティ会社Quantstampから定期的な監査レポートを受け取っているため、今後期待できるDeFiプロジェクトの一つです。
◯RariCapitalのサービス内容
RariCapitalで提供しているサービスは下記の4つ。
1.ヒューズ
2.イールドアグリゲーター
3.プール2
4.トランシェ
それぞれ解説しましょう。
1.ヒューズ
ヒューズではユーザー同士で仮想通貨の貸し借りが可能です。貸し手が得られる報酬は、借り手の支払う利率の10%。ただし一部のプールではガバナンス投票によって利率が変動します。
2.イールドアグリゲーター
イールドアグリゲーターとは、預けた資金を最も利率の高いところに投資し、運用効率を自動的に高めてくれるサービスのことです。
主にイーサリアムベースでの資産が預け先となり、ユーザーはUSDC・DAI・ETHから対象のプール先を選択できます。
3.プール2
プール2ではRGTとETHを使用した流動性マイニングをします。SushiSwapに通貨ペアを提供し、「SLPトークン」と呼ばれる資産を獲得し、それをステーキングするとRGTを得ることが可能。
RGTトークンを増やしてさらにETHと共に再投資すれば、効率的に資産を増やすことを狙えます。
H3 4.トランシェ
トランシェでは、対象のプールに仮想通貨を預けることで利率と「SFIトークン」を獲得できます。SFIトークンは流動性マイニングで活用できるトークンです。
◯RGTの値動き
RGTはRariCapital内で使用される独自トークンで、ガバナンストークンとしての役割も持ちます。
値動きは下記の通り。
出典:Coinmarketcap|RGT
RGTトークンは2020年頃には低価格で推移していますが、2021年以降からは値上がりしています。
仮想通貨市場全体の値動きに連動する形で、4~5月まで上昇し、それ以降に一度下落。そして7月以降から徐々に値上がりし、11月には最高値を更新しています。
今後、他の取引所での上場が決まれば、さらに値上がりするかもしれません。
◯RGTトークンはバイナンスで取引可能
RGTトークンはバイナンスにも上場しており、RGT/BTC、RGT/BNB、RGT/BUSD、およびRGT/USDTの通貨ペアで取引可能。
他にもバイナンスでは様々な銘柄を取り扱っており、IEOやDeFiサービス、そしてNFTプラットフォームも提供しています。仮想通貨投資をしていて、まだバイナンスに登録していない方は、ぜひ口座開設してみてはいかがでしょうか。
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