第二のビットコインを目指して開発されたのが、今回ご紹介するライトコインです。今回はそのライトコインの特徴と将来性について解説していきます。
ライトコイン(LTC)の特徴
ライトコイン(シンボル:LTC)は、元グーグルのエンジニアだったチャーリー・リーによって2011年10月7日にリリースされた仮想通貨です。時価総額ベースで第5位の順位を誇り(2018年2月末現在)、仮想通貨を代表するコインとなっています。ビットコインのブロックチェーンを利用しつつも、ビットコインの持つ弱点を克服すべき生まれたのが、ライトコインです。
1 処理スピードの速さ
ライトコインの特徴ですが、主に3つの点が挙げられます。それが処理スピードの速さとセグウィットの導入、さらにマイニング時の電力消費の低さという点です。
ライトコインはビットコインのブロックチェーンが用いられているためにブロックの生成がおこなわれています。ただし、そのブロック生成にかかる時間は大幅に短縮化されているのがビットコインからの改善点となっています。
ブロック生成の時間はビットコインの場合、その承認作業には約10分かかっていますが、ライトコインの場合はその4分の1となる約2.5分と承認スピードが大きく改善されています。
SegWit(セグウィット)の導入
また、ライトコインが優れているのは、セグウィットが導入されている点です。上記のようにブロック生成に時間がかかり、なおかつ既存のすべての取引履歴を記録しているビットコインの場合、取引量が増えてくると処理が追いつかなくなるという問題がありました。
ライトコインが実装しているセグウィットは取引履歴自体を圧縮することでデータ容量を小さくして、取引が増加しても処理がスムーズに行なえるようにする技術ですので、ビットコインのような問題が発生しません。
マイニング時の低消費電力化
さらにライトコインの場合、マイニングの処理が簡単なためにビットコインのような高い消費電力を必要とせず、電気代があまりかからないというメリットもあります。これはライトコインがScript(スクリプト)方式という暗号方式をブロックチェーンに採用しているからです。
仮想通貨の取引履歴を追加するための計算処理の作業のことをマイニングと言いますが、ライトコインはその作業が非常に簡略化されているのです。
ライトコイン(LTC)の将来性や今後について
ライトコインの将来についてですが、ビットコインの持つ欠点を克服している仮想通貨であるにも関わらず、1コイン当たりの価格も安くて割安感があることから今後さらに上昇していくことも期待できます。
この割安な要因としては、ライトコインはビットコインよりも優れた特長を持っているにも関わらず、その発行枚数がビットコインよりも多いことが一因と考えられます。
しかし、既にかなり上昇してしまったビットコインがさらに価格上昇をしたような場合、ビットコインに特徴が似ているライトコインへ資金が流れ込んできて、価格上昇につながる可能性もあります。
まとめ
すでに百万円台の価格を付けているビットコインに対して、似たような特徴を持ちつつもはるかに処理スピードが速いライトコインは2万円台の半ばほどで購入できます(2018年2月末時点)。今後、そのような特徴やメリットが見直され、さらに価格面での割安感も加わってより上昇していくことも十分に考えられます。
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