イーサリアム(ETH)は、ビットコインに次いで時価総額の高い仮想通貨です。
ビットコインとは異なり、通貨のやり取りに加えて契約を自動執行できる「スマートコントラクト」の実装を目指しており、様々な分野での活躍が期待されています。
そんなイーサリアムは誕生から少しずつ価値を高めており、2021年5月には1ETH=40万円にまで達しました。
今回はイーサリアムの値動きと、高騰の原因について解説します。
〇イーサリアムの値動きについて
こちらはイーサリアムの月足チャートです。2018年1月にかけて上がり続けましたが、2018年・2019年は低価格で推移します。
ところが2020年から徐々に上昇し、2021年1月以降からは最高値更新する様子が見られ始めました。そして同年5月、1ETH=40万円を突破したのです。
〇イーサリアム価格高騰の理由とは
それでは何故イーサリアムは高騰したのでしょうか。
考えられる原因を3つ解説します。
①機関投資家の参入
2018年以前よりも、現在は機関投資家の数が増えています。その理由はSEC(米国証券取引委員会)によって、ビットコインとイーサリアムが証券として認められているためです。
ビットコインとイーサリアムは商品(コモディティ)と分類されて先物として取り扱われるようになったため、機関投資家から広く投資を受けられるようになりました。
実際にCME(米シカゴ・マーカンタイル取引所)では2月、イーサリアム先物が上場され、上場直後に出来高34億円に到達しています。
参考:COINPOST|CMEイーサリアム先物、初日から出来高34億円と活況
②DeFi市場の活発化
DeFiとは「分散型金融」のことであり、ブロックチェーンを利用した金融サービスを指します。DeFiで主に利用されるのは、イーサリアムのブロックチェーン。したがってDeFiが普及すれば、それだけイーサリアムの利用者も増えるのです。
DeFiサービスの増加に伴い、イーサリアムの需要は高まり、価格高騰につながったと考えられます。
③NFT市場の活発化
NFTとは「非代替性トークン」のことであり、ブロックチェーン上に発行されるデジタル資産。ゲーム市場や芸術といった分野で使われるケースが多く、主にイーサリアムのブロックチェーンで発行されます。
NFTは2021年以降に普及し始め、多くの有名人がNFTトークンを発行してオークションに出しているのです。今後さらに普及していけば、イーサリアムの価格は今まで以上に高騰するかもしれません。
〇イーサリアムの取引はバイナンスがお勧め
以上のように、イーサリアムは様々な分野で活用できます。今後も利用者が増えていけば、価値は上がっていくでしょう。
これからイーサリアムを取引する場合、海外取引所のバイナンスをお勧めします。バイナンスであれば多くの銘柄を取り扱っているため、DeFi銘柄や話題の仮想通貨を入手できるのです。
ぜひ口座開設してみてはいかがでしょうか。
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