ENSがバイナンスに上場!ENSの将来性は・価格は

「仮想通貨のアドレスを間違えたまま送金して、お金が無くなっちゃった…」

このようにアドレスを間違えて仮想通貨を消失させてしまった経験はありませんか?

ウォレットのアドレスは複雑ですので、入力ミスによって「セルフゴックス」してしまった方は多いと思われます。

しかし現在、ENS(イーサリアム・ネーム・サービス)という団体が、仮想通貨のアドレスを分かりやすい表示に替えることができるサービスを出しているのです。

この記事ではイーサリアム・ネーム・サービスと、その独自トークンであるENSについて解説します。
 
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◯ENS(Ethereum Name Service)とは?

 

出典:ENS

ENS(イーサリアム・ネーム・サービス)は、イーサリアムのブロックチェーンを使用したサービスを提供している企業であり、そのサービスの中で独自トークン「ENS」が使われます。

イーサリアム・ネーム・サービスは2017年にイーサリアム財団のメンバーだった人物によって立ち上げられ、ブロックチェーンのインフラを作るための活動をしてきました。

◯ウォレットアドレスを視覚的に捉えやすくなる

イーサリアム・ネーム・サービスは、ブロックチェーンの送金アドレスなどを視覚的に捉えやすくすることです。

仮想通貨の送金アドレスは複数の英数字が入り混じっているため、複雑で使いにくい欠点があります。

そのため入力ミスやコピペミスによって、送金先の指定を間違えるような事態にも繋がりやすいでしょう。

イーサリアム・ネーム・サービスでは、こうした複雑な送金アドレスを、ウェブサイトのURLのように変換できるのです。

例えば下記のようなウォレットアドレスを、視覚的に捉えやすいアドレスに変換可能になります。

変換前:1NMQ7WoBasdfghjkgwgvYgjYVB2Vjmm5Qc
変換後:bob`s wallet.eth

送金アドレスを簡略化する際は、自分で好きなドメインを取得する必要があります。

ドメインとはウェブサイト上にある自分の住所のようなものであり、ウェブサイトを運営する場合に必要になります。

イーサリアム・ネーム・サービスでは下記のようなドメインを作ることが可能。

〇〇.eth
〇〇.com
〇〇.org
〇〇.io
〇〇.app
〇〇.xyz
〇〇.art

このようにイーサリアム・ネーム・サービスでは、ウォレットのアドレスをURLのように表すことで、利便性を高めることができるのです。

なお、イーサリアム・ネーム・サービスで取得したドメインは、イーサリアム上でNFTとして取り扱われます。

ドメイン所有者は、ウォレットアドレスなどの情報が記録されたNFTを保有し、管理します。

◯ENSの価格

イーサリアム・ネーム・サービスは独自トークンであるENSのトークンセールを実施し、外部のユーザーが保有できるようにし、バリデーターも募集しています。

そのためENSはイーサリアム・ネーム・サービスによって管理されているのではなく、管理主体が分散しているのです。

現在は一部の海外取引所でも取り扱われるようになっているので、一般投資家も売買可能。

ENSの値動きを見てみましょう。

出典:CoinMarketCap|Ethereum Name Service

ENSは2021年12月時点ではトークンセールしてからまだ日が浅いトークンですので、価格が激しく乱高下しています。

他の取引所での上場が決定し、利用者が増えて流動性が高まれば、値動きは落ち着いてくると思われます。

◯ENSはバイナンスで購入可能

ENSを上場させている取引所は、まだ多くありませんが、海外取引所のバイナンスで取引可能です。取り扱える通貨ペアはENS/BTC、ENS/BNB、ENS/BUSD、ENS/USDTの4ペアです。

他にもバイナンスは話題の銘柄を上場している上に、IEOやNFT、DeFiのサービスなどを提供しているので、まだ登録していない方は、ぜひ口座開設することをおすすめします。

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