9月28日の18時過ぎにビットコインが急落しました。
76万円なかばから74万円半ばへと30分で2万円の急落です。
◇BTC/JPY15分足チャート
出所:bitFlyer
目立った原因が出てこないなか、投資情報を配信する某サロンの影響ではないかという噂が出てきました。
現物では目立ちませんが、bitFlyerFXとBitMEXでは15時過ぎと16時過ぎに分かりやすい上髭があります。
bitFlyerの乖離率が瞬く間に0%まで縮まったので、こちらかもしれません。
レバレッジを掛けて買い上げて市場の買いポジションに傾けて一気に叩くというやり方でしょうか。
もし本当であればあまり褒められたものではないですが、これも仮想通貨市場独自の相場ですね。
ちなみに、度々報じられるビットコイン送金後の急騰もレバレッジ取引を利用して行われると言われています。
BitMEXに数十億円分のビットコインを送金して、数分掛けて下値を切り上げた後に一気に買い上げて価格を急騰させます。
そして、現物を利益確定するとダブルで利益が出るということです。
同時期にBITPointがメンテナンスに入っており、ハッキングに巻き込まれているのでは?という声のありますが、関係者に確認し問題ないと回答をもらっています。
さて、サロン砲かどうかはともかく、この下落がポジション調整となったことは間違いないでしょう。
72万円から77万円まで上昇し、半値戻しとなっています。
一般的に理由の分からない急落は不安心理が働き買いポジションの決済に繋がるため、デイトレ戦略として先ほどの安値744,000円を割り込む展開は想定しておきたいところです。
短期的なサポートラインに738,000円がありますので、売り込むとしたらまずはここまで。割れると、一気に73万円まで急落しそうですが、その後は買い戻しが入り行ってこいとなるイメージです。
下落しないまでも、一気にポジションが傾いたために一気に戻ることは考えづらく、三角持ち合いを形成するというイメージを持っています。
この記事を書いた人
- FX歴2009年~、株歴2015年~。その他、CFD、商品、オプション、仮想通貨まで幅広く取引しています。金融メディア勤務で数多くの個人投資家ネットワークに参加。機関投資家から億トレまで、多くの投資家から得た知識を展開していきます。
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