YEN蔵のビットコインチャート分析




6月2日に1,495,000円まで上昇したビットコインは7月1日に98万円まで下落しその後は8月6日に1,306,000円まで上昇しましたが100~130万円のレンジで推移しています。

米中貿易摩擦の激化からリスク回避の流れとなり、そのことがビットコイン上昇させる局面もありましたが、8月中旬からはリスク回避との逆相関の動きはあまり見られなくなりました。

世界的に債券利回りが低下する中で、金利の無い仮想通貨は相対的に有利になっていきます。

金利という投資の材料のひとつで不利な立場だった仮想通貨の不利な点が弱まるからです。

このことは30万円台から上昇する局面では上昇の材料になったものと思われます。

しかし9月にFOMCの利下げが95%織り込まれる(FEDWATCHによると)なかで、

ここのところのビットコインの下落は、金利の低下がビットコインの上昇材料にはなっていません。

23日もパウエルFRB議長のジャクソンホールでの講演、中国の対米報復関税発動、それに対する米国の制裁関税とリスク回避の流れで米長期金利が低下しました。

長期金利の低下を受けてビットコインは1,110,000円なで上昇しましたが、24日には1,044,000円まで下落し、1,065,000円付近で推移しています。

チャートはビットコインの時間足です。

短期的には1,040,000円のサポートが重要です。ここを割れてしまうと8月15日の安値1,005,000円を試しにいくでしょう。

一方で一目均衡表の雲が1,078,000円付近に位置しており、戻り高値の1,080,000円を抜けられるかどうかが

ポイントになります。

ここを上抜けできれば、昨日の高値1,110,000円付近への上昇が予想されます。

中期的には100~117万円のレンジの中の動きになっています。

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参考:ビットコイン/円(BTC/JPY) レート&チャート

※本記事の意見や予測は、筆者の個人的な見解であり、金融商品の売買を推奨を行うものではありません。
投資にあたっての最終決定はご自身の判断でお願いします。

この記事を書いた人

YEN蔵
YEN蔵株式会社ADVANCE 代表取締役
米系のシティバンク、英系のスタンダード・チャータード銀行と外資系銀行にて20年以上、外国為替ディーラーとして活躍。
その後、独立し現在は投資情報配信を主業務とする株式会社ADVANCE代表取締役。
為替を中心に株式、債券、商品と幅広くマーケットをカバーして分かりやすい解説を行う。
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