6月26日149万5,000円付近まで上昇したビットコインは、さすがに急激な上昇後の調整となり7月2日に105万0,000まで下落しました。
その後は7月4日に129万8,500円まで上昇後に111万7,000円まで下落し本日は130万0,550円まで上昇しました。
チャートはBTC/JPYの1時間足と一目均衡表、MACD、出来高です。
◇ビットコイン1時間足チャート
6月26日149万5,000円付近まで上昇したビットコインは、さすがに急激な上昇後の調整となり7月2日に105万0,000まで下落しました。その後は7月4日に129万8,500円まで上昇後に111万7,000円まで下落し本日は130万550円まで上昇しました。
6月21日に103万円付近を上抜けして上昇が加速し、ボラティリティが上昇しました。149万円の高値まで上昇後は安値が105万円と、やはり上昇が加速した100~105万円付近はサポートレベルとして機能しています。
149万円まで上昇105万円までの下落は急激でしたが、その後は動きが落ちついてきており、下値を固める時間調整の動きとなっているように思えます。
149~105万円のレンジのフィボナッチ・リトレースメントの50%戻しは127万2,000円付近、
38.2%戻しは122万0,000円付近、61.8%戻しは132万5,000円付記となっており、
7月2日以降は50%を中心に38.2~6.8%のレンジで推移しています。
中期的には、この100~150万円のレンジ内の動きがしばらく継続するものと思われます。
短期的には149万円からのダウントレンドと105万円からのアップトレンドの三角持合を125万円付近で上抜けして、新たな上昇トレンドになっています。
短期的には一目均衡表の転換線が126万8,000円、基準線が125万6,000円、雲の上限が122万9,000円、雲の下限が122万3,000となりサポートレベルとして意識されます。
しかし、ここまでレジスタンスになっている130万円付近が上抜けできないと、120~130万のレンジ継続と思われます。
130円を上抜けできれば、6月29日の高値135万円付近がターゲットになりそうです。
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※本記事の意見や予測は、筆者の個人的な見解であり、金融商品の売買を推奨を行うものではありません。
投資にあたっての最終決定はご自身の判断でお願いします。
この記事を書いた人
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米系のシティバンク、英系のスタンダード・チャータード銀行と外資系銀行にて20年以上、外国為替ディーラーとして活躍。
その後、独立し現在は投資情報配信を主業務とする株式会社ADVANCE代表取締役。
為替を中心に株式、債券、商品と幅広くマーケットをカバーして分かりやすい解説を行う。
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