GW期間中のビットコインは上昇トレンドになっています。
チャートはビットコイン(BTC/JPY)の時間足です。
◇ビットコイン(BTC/JPY)1時間足チャート
出所:cryptwatch
GW前に56万円付近まで下落したビットコインは、5日に一時64万4,999円の高値まで上昇後に62万3,000円付近まで下落し、62万円台で推移しています。
レジスタンスになっていた60万円付近がサポートとして機能しそうです。
一方で65万円付近がレジスタンスとなり、しばらくは60~65万円で揉み合いになるのではと思われます。
一目均衡表の基準線が62万8,000円付近に位置しており、ここが短期のレジスタンスとなっています。
ここを上抜けしても雲の下限が62万9,000円、上限63万2,000円付近に控えています
一方で上昇後の安値61万5,900円付近、4日の安値61万3,000円付近が短期のサポートとして意識されます。
ここを下抜けすると節目の60万円付近が意識されます。
56万円の安値から644,999円の高値のレンジのフィボナッチ・リトレースメントとを見ると以下の通り
23.6%戻し:62万4,900円
38.2%戻し:61万2,500円
50%戻し:60万2,500円
61.8%:59万2,400円付近
やはり、61万2,000~3,000円付近と60万円付近が節目となりそうです。
サブウィンドウのDMIを見ると、時間足の下落トレンドはまだ継続しています。
ADXラインを見ると、64万円付近へ上昇する時点で60%まで上昇していた数値は20%付近まで低下し、上昇トレンドの終了を示していました。
一方で下落トレンドの局面では32.3%付近まで上昇していますが、まだ過熱感は無く、このことも下落トレンドがまだ継続していると判断する材料です。
やはり押し目待ちのスタンスです。
【PR】GMOコインが取引所(レバレッジ)取引専用ツール「WebTrader」リリース!
※本記事の意見や予測は、筆者の個人的な見解であり、金融商品の売買を推奨を行うものではありません。
投資にあたっての最終決定はご自身の判断でお願いします。
この記事を書いた人
-
米系のシティバンク、英系のスタンダード・チャータード銀行と外資系銀行にて20年以上、外国為替ディーラーとして活躍。
その後、独立し現在は投資情報配信を主業務とする株式会社ADVANCE代表取締役。
為替を中心に株式、債券、商品と幅広くマーケットをカバーして分かりやすい解説を行う。
最新の投稿
- コラム2019年10月7日YEN蔵のビットコインチャート分析(10月7日)
- コラム2019年9月25日YEN蔵のビットコインチャート分析
- コラム2019年9月22日YEN蔵のビットコインチャート分析(9月22日)
- コラム2019年9月13日YEN蔵のビットコインチャート分析(9月12日)