カイカコイン（CICC）の特徴と将来性、カイカコインを買える取引所

最近話題のカイカコイン。カイカコインは値動きが軽く短期間で大きく値幅を取れることから人気の仮想通貨です。今回はそのカイカコインの特徴と将来性について解説していきます。

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カイカコインの特徴

CAICA（カイカ）コイン（シンボル：CICC）は、東証JASDAQにも上場している株式会社カイカにより2016年10月に発行された仮想通貨です。

カイカコインはオリジナル暗号通貨を作成できる機能を持つ仮想通貨「Counter Party（カウンターパーティー）」を利用して生まれたトークンですので、厳密には仮想通貨というよりは暗号通貨になります。また、このカウンターパーティーですが、ビットコインのブロックチェーン技術を使った仮想通貨になります。

トークンの発行元である株式会社カイカは、日本国内でフィンテックを標ぼうする金融情報サービスや金融系システムの開発業者で、早くから日本だけでなく、金融システム開発への需要が高い中国で事業展開している会社です。同社は金融情報サービス業者としては最大手の一角であるフィスコのグループ子会社となっています。

カイカコインが誕生した経緯ですが、当初は同社の株主優待のために発行されました。カイカコインは同社のサービス利用の他、同社のグループ親会社であるフィスコ、さらに同じフィスコグループであるネクスグループの商品購入やサービスの利用に使用することができます。

現在のところ、同社の株主にすでに配分されている通貨量は24,741,061 CICCとなっています。カイカコインの発行上限が300,000,000CICCとなっていますので、残りは同社が保有する形を取っています。

この発行上限ですが、2017年の7月には同社より発行上限をロックするという公式アナウンスがありました。つまり、今後一切の追加発行はしないことになり、これによって発行上限である300,000,000CICCが保証され、将来的な希少性や価値の上昇への期待が持てる通貨となっています。

尚、カイカはイーサリアム上のコントラクト開発のためのコムサ（COMSA）というプロジェクトに関わっており、このプロジェクトは日本国内の大手仮想通貨取引所ザイフ（Zaif）を運営するテックビューロ株式会社が主導しています。様々な企業に今後ブロックチェーン技術を利用してもらうための意欲的なプロジェクトであり、その成果に高い期待が寄せられています。

カイカコインの将来性や今後について

カイカコインの将来の価格や今後の動向ですが、まず最大供給量で300,000,000CICCという上限をロックするというアナウンスもあったことから、これ以上の枚数が発行されることがありません。したがって、発行元である株式会社カイカの事業の成長や株価上昇、その結果として今後の同コインへの需要や市場での人気が高まれば、希少性が上がりますので、将来の価格面での上昇も期待できるかもしれません。

また、カイカコインは日本の金融庁登録されている仮想通貨取引業者であるZaif（ザイフ）にも取り扱われていることから俗にいうホワイトリスト入りの仮想通貨です。

ホワイトリストに入っているからといって、必ずしも全ての安全性や健全性が保証されているという意味ではありませんが、規制の厳しい金融庁から一定のお墨付きを得ている通貨ともいえます。従って日本国内の投資家などを中心にカイカコインへの資金が呼び込みやすい状況と言えます。

また、カイカコインはCOMSAのプロジェクトが今後進捗してくるにつれ、将来的な実用性や利用価値の向上も期待できます。カイカコインが投資家だけでなく、広く一般に利用されるようになれば通貨としての価格上昇も同様に期待できるでしょう。