ビットコインの急落がはじまった!

こんにちは。国府勇太です。

今週(7月15日の週)のビットコイン円の見通しを主にテクニカル面から分析していきます。
初心者の方にもわかりやすく解説していくのでよろしくお願いします。

では、さっそく先週までの日足チャートを見てみましょう。

◇ビットコイン(BTC/JPY)日足チャート

先週を一言で表すと「再び150万トライ..しかし失敗!」です。

7月8日(月)に1,246,328円でスタートしたビットコイン円。週明けに134万円まで上昇し、9日(火)10日(水)にも上昇し150万円を目指す動きを見せました。ただ、高値は143万円止まり。

その日のうちに大きく反落をしました。

この下落には、パウエルFRB議長がフェイスブックの仮想通貨「リブラ」について「深刻な懸念」が対処されるまで前進させるべきではないと発言したことも売り材料となっています。

その後、週後半は下げを加速。とくに週末の14日(日)はあっさりと120万円を割り、安値109万円をつける事態に。

150万円突破は達成できず、その反動で大きく下げた1週間となりました。

今週の見通し

この乱高下をつかむために、ボリンジャーバンドをプロットしてみましょう。

注目すべきはバンドです。

この1週間で上と下の両バンド(±2シグマ)にタッチしてます。いかに変動が大きい相場なのかを物語っています。

MA(真ん中の点線)も下向きとなっており、単純に押し目を買えばいい相場でもなくなってきています。

変動が大きいので儲けやすいのは確かですが、動きを掴みづらいので、こういった相場では実はあまり無理をしないほうが無難です。

ということで今週は様子見です。
この狂乱に多くのトレーダーが浮ついている間、再び動きが出るまでジッと待つのが良い結果に繋がります。

では、トレードをされる方はリスク管理に気をつけてトレードがんばりましょう。

 

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参考:ビットコイン/円(BTC/JPY) レート&チャート
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この記事を書いた人

国府勇太
国府勇太
慶應義塾大学卒。大学院時代にFXを知りその魅力に取りつかれ、より深く知りたいとの思いからヤフーグループのYJFX!に入社。ディーリング部にて主要通貨のディールを担当。その後会社を退職し、独立。「マネーライフの課題解決」がモットーで、わかりやすい解説に定評がある。日本テクニカルアナリスト協会認定テクニカルアナリスト
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