お盆相場も終わり。いよいよ大相場がやってくる?

現役ディーラーが語る!今週のビットコイン円

こんにちは。国府勇太です。

今週(8月20日の週)のビットコイン円の見通しを主にテクニカル面から分析していきます。
初心者の方にもわかりやすく解説していくのでよろしくお願いします。

では、さっそく先週までの日足チャートを見てみましょう。

◇ビットコイン(BTC/JPY)日足チャート

先週を一言で表すと「お盆相場も終わり」です。

13日(月)702,654円でスタートしたビットコイン円。
14日(火)に655,080円まで下げるも、これは下ヒゲのみで、その後はしっかり反発しました。

続く15日(水)にはしっかりと陽線をつけ、高値721,604円をつけました。
その後、70万円のラインをいったりきたりしながらも大きな動きはなく、19日(日)には710,700円で週末クローズしました。

そして、今週。
大きく崩れることもなく、堅調です。
とくに直近22日(水)にはしっかり上昇し、75万円を超える場面も見られました。

この上昇、要因として考えられるのは、23日に迫った次の「ビットコインETF承認」への期待感です。
仮に承認がされれば、ビットコイン円にはポジティブな材料となり、チャートは大きく上げることが考えられます。
その上昇を期待し、前もって買っておく投資家が多いことが上昇要因として考えられます。
「期待で買われる」という状況ですね。

低迷するビットコイン相場の一筋の光のように、ETF関連の動きは最近ビットコイン界隈ではメイントピックとなっています。

今週の見通し(8/20~8/26)

EMAをプロットしてみましょう。
EMAとは、MA(移動平均線)の一種で、直近の価格をより重視してトレンドを把握するテクニカル分析です。

シンプルに、過去21日分のデータをつかって1本の線(21EMAといいます)を引いてみます。

EMAのラインの向きがマーケットの向きです。
現在下向きなので、以前下落基調です。

ただ、直近の上昇でこのラインにタッチしています。
テクニカル的には潮目が変わるかもしれない重要なポイントです。

このまま足がこのラインを超えれば、今度はこのラインをサポート(支持)として上昇トレンドの形成が期待されます。
前回同じようにラインを超えたのが7月16日でその時は、71万円から9日間で高値94万円まで急上昇しています。

夏のお盆相場もいよいよ終わりを告げ、秋に向けて大相場がやってくるのか、今後の展開を注視する必要があります。

では、今週もリスク管理に気をつけてがんばりましょう。

参考:ビットコイン/円(BTC/JPY) レート&チャート

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この記事を書いた人

国府勇太
国府勇太
慶應義塾大学卒。大学院時代にFXを知りその魅力に取りつかれ、より深く知りたいとの思いからヤフーグループのYJFX!に入社。ディーリング部にて主要通貨のディールを担当。その後会社を退職し、独立。「マネーライフの課題解決」がモットーで、わかりやすい解説に定評がある。日本テクニカルアナリスト協会認定テクニカルアナリスト
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