QUOINE（コイン）の特徴、メリットデメリットとは？

アジア圏内では取引規模の大きさで知られている仮想通貨取引所「QUOINEX（コインエクスチェンジ）」を運営しているのが、QUOINE（コイン）です。今回はこのQUOINEについて、その特徴やメリット、デメリットなどについて解説していきます。

1. QUOINEやLIQUID、QUOINEXとは？特徴について知る

QUOINEXはシンガポールで設立されたQUOINE（コイン）株式会社により運営されている仮想通貨取引所であり、取引規模がとても大きく、アジア圏内では最大のビットコイン取引所となっています。

元々は本社をシンガポールに構えていましたが、現在は日本へ移転しています。同社は異なる取引所や通貨間で自由に取引することを可能にし、取引における流動性を大幅に高めるための仮想通貨プラットフォームである「LIQUID（リキッド）」を開発中です。

この開発費用は自前トークンであるQASH（キャッシュ）のICO（上場）により捻出され、今後大いに期待できるプラットフォームとなっています。

QUOINEXでの取引可能な通貨についてですが、現物取引ではビットコイン（BTC）、イーサリアム（ETH）、ビットコインキャッシュ（BCH）、リップル（XRP)およびQASH（キャッシュ）の5種類(1月27日現在）が取引可能であり、レバレッジ取引ではビットコイン、イーサリアム及びキャッシュを取引することができます。

2. QUOINEのメリットは？

次にこの取引所のメリットについてご紹介していきます。

・高いレバレッジで取引可能

QUOINEで取引することのメリットとして挙げられるのが、高いレバレッジ取引を可能にしている点です。個人アカウントでは最大で25倍まで、法人アカウントでは何と50倍までの取引が可能でより少ない資金で効率的に投資することができます。

・とにかく高い取引の安全性と高速処理能力

QUOINEでは、顧客の資産を保全するために非常にセキィリティ対策には力を入れています。それがマルチシグ化されたコールドウォレットの採用です。

コールドウォレットとは、顧客の資産である仮想通貨をネットワークから隔絶されているオフライン環境下で保管しているためにハッキングなどから顧客資産を守るのに強みを発揮します。

また、マルチシグ化により、仮想通貨の出金時に複数署名を求めることでより安全性の高い出金が可能となっています。さらにQUOINEで採用されている取引システムは世界最速を誇り、毎秒100万トランザクションが処理されます。

・取引チャンスを逃さないクイック入金サービス

QUOINEでは、通常の入金サービスに加えて、クイック入金サービスも提供しております。24時間365日いつでも取引画面上での簡単な操作でクイック入金ができることで、取引チャンスだと感じた時にすぐに入金して仮想通貨の購入や取引をすることができ、大切なトレードチャンスを逃しません。

さらにコンビニからの入金も可能であり、提携金融機関は約380にも及ぶためほとんどの主要金融機関をカバーしています。

・スマホ取引にも対応

QUOINEは、パソコンだけでなく、スマホによる取引も可能です。スマホについては、アンドロイドやiOSに対応しており、取引画面も機能的で見やすさを追求したデザインになっています。

・メールとラインでサポート

日本国内の仮想通貨取引所はメールでのみサポートされているところが多いのですが、QUOINEはLINE（ライン）でのサポートも展開しています。LINEならサービス利用中にわからないことが出てきたり、操作方法などでサポートが必要な場合はリアルタイムで質問したり、回答を受けることができます。ラインは一般的に利用者が多いのでとても便利で迅速なサポート体制が整っていると言えます。

3. QUOINEのデメリットは？

次にデメリットについてはどうでしょうか。QUOINEに限った話ではありませんが、日本国内の仮想通貨取引所は取扱っている仮想通貨の種類が少ないのがデメリットと言えます。

QUOINEは独自通貨のQASHを扱っているものの、ビットコインにイーサリアム、ビットコインキャッシュ、リップルの合計5種類（1月27日現在）のみの現物取引をサポートしているにすぎません。徐々に増えてきているとはいえ、まだまだ国外の取引所よりは取り扱っている通貨の種類は少ないので、今後に期待したいところです。