YEN蔵のビットコインチャート分析(10月7日)




 

9月27日に834,290円、9月30日に833,260円と83万円台を2回サポートしたビットコインは10月1日に913,000円まで反発して底打ちしたかに見られました。

しかしその後はじわじわと下落し再び830,500円と83万円台まで下落した後に84万円台で推移しています。

 

先週は米ISMの数字が製造業、非製造業ともに予想を下回る弱い数字を受けて株安、円高の流れとなりビットコインは86万円台がサポートされ86~88万円のレンジで高止まりしていました。

また米雇用統計の数字は失業率が1969年以来の3.5%に低下するなどよい内容となりましたが、米長期金利は低水準でドル安の流れは継続でした。

 
決済大手のペイパルがファイスブックの仮想通貨リブラの発行体になるリブラ協会に参加しないことを発表したことはビットコインの売り材料になったのかもしれません。

このニュースに関しては3日に英紙FT(フィナンシャル・タイムズ)が報道していましたが、4日に正式に発表されました。

FTによるとペイパルがリブラから撤退するのは、フェイスブックのマネーロンダリングに対する対策が不十分であるということが理由のようです。

 

チャートはビットコインの時間足、一目均衡表、RSIです。

ビットコインはサポートされていた86万円を下抜けしたことで短期の投げも出たようですが、83万円台が再びサポートされています。

一目均衡表の時間足の転換線が839,700円付近、基準線が849,300円付近に位置しており短期的には85万円付近がレジスタンスになっています。

一目均衡表の雲の下限が869,000円付近、上限が872,000円付近に位置し、ここまでサポートになっていた86~87万円付近が中期的にレジスタンスになるようであれば

再び83万円台のサポートを試しに行く展開になりそうです。

短期的には83~87万円のレンジの動き。

83万円を下抜けした場合は、節目の80万円を試す動きになるでしょう。

一転して86~87万円のレジスタンスを上抜けできれば83~92万円のレンジ継続と想定します。

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参考:ビットコイン/円(BTC/JPY) レート&チャート

※本記事の意見や予測は、筆者の個人的な見解であり、金融商品の売買を推奨を行うものではありません。
投資にあたっての最終決定はご自身の判断でお願いします。

この記事を書いた人

YEN蔵
YEN蔵株式会社ADVANCE 代表取締役
米系のシティバンク、英系のスタンダード・チャータード銀行と外資系銀行にて20年以上、外国為替ディーラーとして活躍。
その後、独立し現在は投資情報配信を主業務とする株式会社ADVANCE代表取締役。
為替を中心に株式、債券、商品と幅広くマーケットをカバーして分かりやすい解説を行う。
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