ビットコインは990,700の高値をつけた後に880,700円付近まで下落し、897,000円付近で推移しています。
節目の100万円の上抜けに失敗、5日移動平均線(下向き)の916,000円付近を下抜けして短期的には上値が重い展開です。
一目均衡表の転換線の908,300円付近も下回っています。
時間足ベースでは戻り高値の92万円付近がレジスタンスとなり、安値の88万円付近を下抜けすると26日の安値867,000円付近、25日移動平均線が位置する84万円付近、23日の安値826,000円付近が短期的なサポートレベルとなりそうです。
100万円が中期的なレジスタンスになり、82万円付近がサポートできれば82万円から100万円のレンジ形成と思われます。
82万円を下抜けした場合は、17日の安値738,000円付近への下落リスクがあり、その場合は調整が長引く可能性がありそうです。
RSIを見ても59%ほどなので、上昇トレンドが続くのであれば、55~60%付近は良い押し目ですが、調整が長引くようであれば、まだ売られすぎのレベルではないので、RSIの低下があるのかにも注意しています。
※本記事の意見や予測は、筆者の個人的な見解であり、金融商品の売買を推奨を行うものではありません。
投資にあたっての最終決定はご自身の判断でお願いします。
この記事を書いた人
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米系のシティバンク、英系のスタンダード・チャータード銀行と外資系銀行にて20年以上、外国為替ディーラーとして活躍。
その後、独立し現在は投資情報配信を主業務とする株式会社ADVANCE代表取締役。
為替を中心に株式、債券、商品と幅広くマーケットをカバーして分かりやすい解説を行う。
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