Lisk(リスク)は2016年5月24日に公開されたばかりの非常に若い通貨であるにもかかわらず、時価総額がすでにトップ20位以内(2018年1月現在)に入る人気の仮想通貨となっています。そこで、その仕組みやメリット、デメリットなどについて解説していきましょう。
1.Liskとは?仕組みについて知る
LISKがリリースしようとしているブロックチェーンは、インターフェース側の言語がJavascriptとなる模様です。
エンジニアやプログラマーの中でも世界で最も使われているプログラミング言語のひとつがJavascriptです。これを使って、誰もがブロックチェーンアプリケーションを使うことができるようになるのです。
また、ビットコイン(BTC)やイーサリアム(ETH)などと同様にブロックチェーン技術を基盤としながらも、そのメインチェーンの上に枝葉のように伸びるサイドチェーンと呼ばれる技術を使用した仮想通貨となっています。詳細については後述するメリットのところでご紹介していきます。
2.Liskのメリットやデメリットは?
次にLiskの有するメリットやデメリットはどうなっているのかについてご紹介していきましょう。
Liskのメリットですが、すでに上記でご紹介した3つの特徴がそのままメリットになっています。まず、Liskで使用されているプログラミング言語は、パソコンやスマホなど多くの家電製品でもおなじみのJavaScriptです。
世界中のプログラマーの間に広く浸透しているJavaScriptが開発言語として使われていることで、アップデートなども比較的容易であり、他の仮想通貨に比べて非常に開発が進めやすいという利点があります。
また、Liskはサイドチェーンが使われている通貨です。サイドチェーンとは、ビットコインやイーサリアムにより使われていることで有名なブロックチェーンのようにメインとなるチェーンを変更することなく、ハードフォーク(仕様変更)することを可能にする技術です。
通常、ブロックチェーンはメインとなる1本の鎖の上に契約情報などを残すことで不正防止に努めていますが、サイドチェーンではそのメインのチェーンの上に枝のようについているサイドチェーン上で情報を持たせているために、ハッキングなど何かあった際には仕様の変更がとても容易です。
さらにサイドチェーン技術により、処理スピードの向上も果たしており、承認作業に要する時間はビットコインが10分ほどかかるのに対して、Liskは10秒ほどで済みます。
さらに2,100万BTCという発行枚数の制限があるビットコインと異なり、Liskにはそのような制限がありません。このことは通貨枚数が無制限に増やされ、インフレとなるといった懸念の声もありますが、Liskのマイニングは毎年マイニングの量が減っていくというフォージングとも呼ばれているルールにより、発行枚数に一定の制限が加えられています。
反対にLiskのデメリットですが、先ほど申し上げた発行枚数について、一部の人に発行枚数を増やされ、インフレが引き起こされる可能性が100%無いとは言えない点にあるでしょう。つまり、だれかに恣意的に発行枚数を調整されるといった懸念が完全に払拭されているとは言えません。
ただし、発行枚数が徐々に減っていくフォーンジングなどにより、そのようなリスクが軽減されるような仕組みが整っているのは事実ですし、インフレの可能性はゼロではないものの、かなり低いと言えるかもしれません。
3.Liskの将来性
ビットコインなどのブロックチェーンの欠点を補い、より処理スピードを向上させたサイドチェーン技術を活用しているLiskはすでに非常に人気の仮想通貨となっています。また、Microsoft AzureやShape Shiftとすでにパートナー提携を交わしており、マーケットから高い信頼を得ています。
Microsoft(マイクロソフト)はすでに14,000BTC分の投資をLiskに対して行うと公表しており、そのこともマーケットからのお墨付きを得る形となりました。今後についても開発が継続される予定であり、特にバージョン0.8からバージョン1.0へのバージョンアップが予想されることから、今後もマーケットから高い注目と信頼を集めていくことになりそうです。
まとめ
誕生から非常に短期間で高い信頼と人気を集めることになったLiskですが、むしろバージョンアップが期待できる今後のほうがより注目すべきである通貨と言えます。Liskはその将来性が高い通貨でありながら、価格的にも3500円程度(2018年1月時点)と投資初心者の方でも手が出しやすく、購入を検討している方は今が一つのチャンスと言えるかもしれません。
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