YEN蔵のビットコインチャート分析(4月1日)

3月27日にテレビ朝日の報道で仮想通貨交換業者のディーカレットが、JR東日本がスイカを含むいくつかの電子マネーで、6月から仮想通貨でのチャージができるサービスを検討していることが明らかになりました。

このニュースはビットコインの上昇の材料となり、レジスタンスになっていた43万3,000円付近、44万円付近を上抜けしました。

◇ビットコイン(BTC/JPY)日足チャート

日足の一目均衡表の転換線43万6,000円付近も上抜けし、現状の転換線は44万円付近に位置しており、このレベルが短期的なサポートになっています。

3月16日の高値448,800円付近を上抜けしたことで上昇トレンドは継続し、このレベルが短期的なサポートとなれば、2月24日の高値46万2,600円、12月24日の高値46万9,800円付近がターゲットになります。

中長期的にはこの46万円付近は重要で、ここが完全に上抜けできれば、11月29日の高値50万0,900円付近がターゲットとなり40~46万円のレンジが45~50万円のレンジにシフトするでしょう。

時間足の一目均衡表をみると45万8,000円の高値をつけた後は44万7,700円付近まで下落しましたが、現況では一目の雲の上限、基準線が452,000円付近に位置しており、ここがサポートとなっています。

ここを下抜けした場合は一目の雲の下限の44万9,000円付近がサポートとなるでしょう。

44~45万円付近のサポートを維持し45~50万円にシフトするのか、このレベルを下抜けし再び40~45万円のレンジとなるのか注目されます。

  • レジスタンスライン:46万円
  • サポートライン:44万9,000円

参考:ビットコイン/円(BTC/JPY) レート&チャート

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※本記事の意見や予測は、筆者の個人的な見解であり、金融商品の売買を推奨を行うものではありません。
投資にあたっての最終決定はご自身の判断でお願いします。

この記事を書いた人

YEN蔵
YEN蔵株式会社ADVANCE 代表取締役
米系のシティバンク、英系のスタンダード・チャータード銀行と外資系銀行にて20年以上、外国為替ディーラーとして活躍。
その後、独立し現在は投資情報配信を主業務とする株式会社ADVANCE代表取締役。
為替を中心に株式、債券、商品と幅広くマーケットをカバーして分かりやすい解説を行う。
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